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夏休み中の猟師行脚②

  • 執筆者の写真: Azumin
    Azumin
  • 9月3日
  • 読了時間: 4分

更新日:9月8日


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ロッコと宮井さんと楽しい見回りでしたが、結果は残念ながら、ボウズ。。。


そのまま阪急島本駅から徒歩数分のお店へ。


予約していた「狩人のワンプレートランチ」を頂く。


見回り中に宮井さんに教えてもらったお店仕込みの青いクルミを使ったイタリアのお酒ノッチーノもお供に堪能。


パリパリの生地の上にはほろほろ溶けるような食感の違うイノシシとシカのお肉がたっぷり!
パリパリの生地の上にはほろほろ溶けるような食感の違うイノシシとシカのお肉がたっぷり!

いつも食べてるジビエも本当に美味しい。


でも、調理や処理でここまで変わるのか!!!位に衝撃的な美味しさやった!


シカのスネといえば、ジャーキー作る際にはいつも筋だらけで、ミンチにすると少し手間が掛かる部位やけど、ここではコトコトじっくり煮込むことでとろとろに。


食べたことない味わいや食感に大満足で帰路についた。


そして、翌日親子イノシシが獲れたとのことで夕方から捌くよ〜とお声を掛けてもらい、またお会いできることに!


子どものイノシシちゃんの皮剥中
子どものイノシシちゃんの皮剥中

ここでは、猟師コンサルもされていて、お店のすぐ横?脇?で解体場がある。夕方になると生徒さんが来られて捌くという。


私が着いた頃にはもう始まっていて、女性の方が子イノシシの皮剥をされていた。


私は今日はその様子をガラス越しに見学させてもらいながら、気づけばお酒やジビエのおつまみを摘んでいた。


オシャレな料理ばかり!ジビエの可能性はすごい!
オシャレな料理ばかり!ジビエの可能性はすごい!

普段は犬用に回してしまう、シカやイノシシの心臓やレバー、腎臓に胃袋!!


どれもこれも、なんという美味しさ!


こんなに美味しく隅々まで食べてもらえるシカやイノシシは数少ないやろう。


その横で、さっきまでイノシシの形をしていた体が綺麗に部位ごとに分けられていた。


ほんとにご馳走様でした!


こんな素敵な人たちとの中にいられる幸せを噛み締めながら、最後はみんなと写真を撮らせてもらい、また絶対に来ることを誓ってお店を後に。


京都を離れ、旅はまだ続く。


ここからは後から合流した旦那とももじと共にキャンピングカーで長野方面へ!


旅の最後、諏訪湖の花火大会へ行くことが決まってたので、諏訪!!!と言えば、諏訪大社じゃないかーーー!!!


ということで、暑く照りつける諏訪の大地を目指す!


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諏訪大社は猟師さんの中では有名なんじゃないかな?


去年辺りからロングランヒットしてる『鹿の國』という映画にも描かれている諏訪大社。長く古い歴史の中で諏訪の国は精霊や神々が降り立つ場所が点在しているのだそう。


そして、この地域は鹿肉を食べる文化があり、諏訪大社上社の「御頭祭」では、鹿の頭を神前に供えていたのだそう。


ここでは、「鹿食免(かじきめ)」というお守りを手に入れることができます。鹿食免とは、獣肉を食べてもけがれや障りがないとする御符(おまもり)のこと。


獣肉を食することに対する「けがれ」や「さわり」をなくすための御符なのだそう。


教わっている猟師さんたちも解体場に祀ってあるのを見ていて、いつかは行きたい!と思っていた。


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ここで、わたし、まーちゃん、ひろみちゃんの3人分を授かりました。


この先のズーミーも、これから目の前にする命たちにも、しっかり向き合い見守っていただけるように、しっかり手を合わせてきました。


猟師行脚と書いたけど、行脚って程はないけども笑


でも、旅の中でも、猟師さんや鹿たちを思う時間が作れたこの夏は私の満足感がとても高い旅となりました。


最終的にしっかり諏訪湖の花火を満喫でした。


分かりにくいけど、左手前の黒いのももじろう。この夏も一緒に旅に付き合ってくれてありがとう♡
分かりにくいけど、左手前の黒いのももじろう。この夏も一緒に旅に付き合ってくれてありがとう♡

ブログの内容は前後するけど、帰宅したその翌日が狩猟免許の講座でした!


会う猟師さんみんな素敵でそれぞれの考え方ややり方があり、毎回発見の連続で楽しい。私もこの秋から猟師として、しっかり自然と命とに向き合えるよう深めていきたい想いと、絶対試験で落とせないぞというプレッシャーでいっぱいの夏でした。


あずみん


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