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シカっておいしいんだ!という実感

  • 執筆者の写真: Azumin
    Azumin
  • 2025年12月17日
  • 読了時間: 3分
鹿


このブログには狩猟で得られた鹿の写真が含まれています。苦手な方は閲覧をお控えください。


いつも清流の音だけが聴こえるくらいにしーんと静まった解体場に30人ほどの子ども達が賑やかに大型バスでやってきた!


今日は、師匠の猟師さんたちの元に子ども達が狩猟体験をしにくる日。


もともと子どものキャンプスタッフや、保育士の経験もあるけど、子どもが受ける狩猟体験とはどんな感じになるのかドキドキ。


と言っても、裏方業なので緊張することはないんやけど…


と言い聞かせながら家を出てすぐ。


「朝からシカ2頭掛かってる」


師匠からの電話に、昨晩降った雨を思い出す。


動物達は自分のにおいをできる限り消して行動したい。


シカもイノシシもそのくらい、臆病で神経質な生き物なのです。


だから、雨上がりは大好き!


自分のにおいを消して歩けるから。


解体場に急ぐと、とっても立派なオスが2頭。さらにここにもう1頭くるとの連絡が入った。


私は急遽、子ども達が来るまでに2頭の子の内臓出しを終わらせて、との指示を受け、急いで準備した。


子ども達が今日体験するシカは以前獲ってお腹出しした後冷凍されてたものを使う予定だったのですが。


こんな新鮮で有り難いシカさんがいるのに勿体ない!


ということで、急遽さっき止め刺しした子を使わせて頂くことに。


こういう臨機応変な対応ができる師匠たちがカッコいいのです…!


鹿止め刺し

子ども達は興味深々で見えるとこに集まって、解体が始まる。


一気に体内から、温度と湿度にのって、獣の匂いが広がる。


子ども達の何人かは、匂いがやだ…内臓はキモいー!と離れていく子もチラホラ。


師匠の一人が、すごい手際の良さで解体を始めていく。


うちだって最前列で見たい!気持ちを抑え、裏方作業。


どんどんバラされる部位を、さらに磨く作業(筋や膜などを取ること)をもう一人の師匠が手際よく進める。


子どもたちは思い思いに興味のあるところに集まり釘付けに。



師匠と子供達


綺麗にサクになったシカ肉を、薄くスライスし、その場で焼く。


離れていた子ども達も急に距離が近くなり、焼いた途端にどんどん消えて行くお肉。


「こんなに美味しいんだ!」


「今まで鶏肉が一番好きだったけど、シカが一番になった!」


嬉しい言葉が飛び出し、


次は心臓食べたい!レバーがいい!


と、肉食化した子ども達にこっちが圧倒される。


臓器はジャーキー用に頂こうと思っていたのが、あっという間にお腹の中へ。


レバーやハツまでペロリと食べる強者たち。


あっという間に一頭丸ごとなくなりそうな勢い。


他にも、ワナの掛け方や、仕組み、獣道の見分け方など、半日でもりもりなスケジュールだった。


山の恵み、シカの命のおかげで、子ども達にはきっと忘れられない経験になったと思う。


私は犬を飼う人や子ども達に、野生動物のこと、命をいただくこと、人間の役割とは?一緒にこの地球で生きていくために、伝えたいこと、考えていきたいことがたくさんある。


でも、今日あらためてわかったことがある。


シカっておいしいんだ!


子ども達にそのことを実感してもらうことが何より大事だということ。


この実感があるかないか。


今日この実感を得た子ども達は一体どんな大人になるかなあ。


一人くらい猟師なりたいって子がいたらいいな。


師匠は狩猟体験もやっています。


もし興味ある方は、ズーミーズのインスタでDM、もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。



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