夏休み中の猟師行脚①
- Azumin

- 2025年8月27日
- 読了時間: 4分

こんにちは!
あずみんです!
あっっつい夏、普段なら独特の暑さがある地元京都へは帰省時期を避けてるのですが、今年はお盆に関西へ。
大阪と京都の狭間にある、島本町にある
店長宮井さんは、イタリア料理人兼猟師さんに会う為が今回大きな帰省の楽しみでした!

連絡を取った際、毎日見回ってるからいつでもいいよ〜ということで、ワクワク!
実際のお盆は、天気が悪く逆に大雨の中の見回りか?!と思って速攻でカッパ購入でしたが、当日は気持ちの良い気温の小雨混じりの空。
宮井さんと愛犬ロッコが最寄り駅に迎えに来てくれて、いざ出発!

基本的に一人で見回りされてる宮井さんですが、罠のかける量と範囲がすごい!
島本町は街から山までの距離が近く、サントリーやウイスキー山崎の水源がある水の豊かな地域。
あっという間に駅前から山際の猟場へ到着。
罠には場所によって、センサーが付いていて、車には数通りの表示がされていた!
早速猟場近くなりピーピー鳴り出し、車を進める。
高速のすぐ横の荒れた竹藪から反応してる!
傾斜になってる竹藪には、沢山の掘り返した跡だらけ💦
猟師の宮井さんが、「ここ臭うな、オスの臭い」と進む。
私はその後ろで必死に匂いを嗅ぎ「ん?これかな?(微かに感じる?程度)」
宮井さんの五感の鋭さに驚かされた。
結局、つい今朝方までいたんじゃないかと思われたが、ここではかかっておらず、落ちてきた石でセンサーが作動してしまってた。

宮井さんは、なるべく誤作動をさせない、罠を弾かれない(踏みが浅くて罠が発動するけどかからない状態のこと)様にするために、新しい罠の開発もされていて。
その考案した形の意味合いや、今後の展望が本当に宮井さんの観察眼や発想力、現代の猟師の生き方を広げて行く様な考え方に心底心が震えた。
見回り中わたしが心に残った言葉がいくつかあった。
「生き物や環境に与える変化は最小限にする。」
歩き回る際にも、罠を配置するのにも、人間が来たよーって形跡が残らないようにする心配りを自然とされていて、生き物好きとしては感動。見習いたい生き物への姿勢。
「掛かった動物を駆除として捕るために殺すのと、食べるために捕るというのは全く違う。」
これは会って最初に話して下さった言葉。料理人だからこそのプライドや、食材として美味しく食べきる為の心得のよう。
同じ命、美味しく頂くには、こちらのありがとうの気持ちが大事。
「自然の中で「分からない」ということは、それはそれで大事なこと。」
今、関西地方で起きてる、謎の竹林の枯れ。たけのこを採るために丁寧に手入れされている竹林の方が被害に遭っているそう。竹の枯れる周期なのか、はたまた蛾なのか。原因は分からないらしい。
人は正解を求めようとする。でも、分からないという選択もありなのでは、と。
自然を解明し、それらの成り立ちや、生きるプログラムを分析することで人間は自然わかった気でいる、まるで手に入れたり、扱えたりするものだと錯覚してしまうのかもなあ、なんて私なりに思った。
自然の地形を生かした猟や、旬のきのこや野草、果実、この島本の自然を全力で遊び楽しむ姿は、大きい子どもの様な、無邪気な笑顔で2、3時間の見回りで教えてもらった。
愛犬ロッコは、猟犬を親に持つまだ1歳若さピチピチのわんこ。
人が大好きで、会った瞬間から大興奮!車の後ろの席にいるのに、常に顔の横にフガフガ鼻息がくる笑
ちょっとでも目が合うと、顔を擦り寄せて撫でろー!構えー!とまた興奮笑
山道を歩けば、さすがは猟犬の血!
カニ、トカゲ、カエル、、、咄嗟に動く物への反応が凄まじい。
我が家のももじもトカゲ好きで散歩中カサカサ音すると草むらに顔突っ込んでるけど、その反応速度といったら比べものにならず。
川越しに対岸から何かを感じ、急にワンワン吠えまくるロッコ。
どんだけ注意深く目視しても何も見当たらない。ロッコにはどんな風にこの自然が見えてるんやろうなあ、と思わずにはいられない。

宮井さんとロッコのコンビは漫才コンビの様で、ほんといい相棒同士やったな。
今度会う時にはどんな風に育ってるのかな。

猟師行脚②へつづく


