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獣道をゆけば・・・

  • 執筆者の写真: Azumin
    Azumin
  • 5月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月23日

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オープンから1ヶ月。


初出店、そして2回目の出店を遂げたZoooMIES TOKYO(ズーミーズトウキョウ)。


足を運んでくださった方、私たちの話を聞いてくださった方、ジャーキーを購入してくれた方、そして美味しくジャーキーを食べてくれたワンちゃん、ネコちゃん。


本当にありがとうございました!


日々感じてること、ZoooMIESの大事にできていることを直接お伝えできる場がすごく貴重なのだなあということを実感しました。


どこかでまたお会いできることを楽しみに、日々ワナ猟、ジャーキー作りなど頑張っていきますね!


さて、そんなワナ猟。


冬から春、そして初夏を感じさせる陽射しと緑が深くなっていく山々。


山に近ければ近いほど、季節の移ろいを五感で感じます。


GWでどこか浮かれている私の心を更に浮かれさせてくれるような気持ちいい気候と芽吹き成長している木々。


前回かけたワナはどうなったかな、、と1ヶ月通って勝手が分かってきたような私は、猟師さんとのお喋りや、山の変化に胸をワクワクさせて軽トラへ乗り込みます。


獣道ってご存知ですか?


野山の動物達が歩いた跡が道のように山や草原の中に続く道のことです。


ワナ猟は野生動物達との知恵比べ。


獣道は何よりの手がかり。注意深く進みます。


そこにはいろんな情報が落っこちているんです。


足跡にフン、毛、食べた跡、木の皮めくれ具合も大事な情報です。

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一つの獣道は、例えばシカ専用とかイノシシ専用とかそういうことではなく、多様な種が同じ道を使うそうです。


小さな生き物も大きな生き物も、コミュニケーションや会話がなくとも、お互いを感じあい、支え合って生きていることを猟師さんから教えてもらいました。


動物たちの生きていく力と、この自然や場所が決して自分たちのものだけではないということをわかっている生き方に胸を打たれ、きゅんきゅんする私(笑


そんな話を聞いた後、竹藪で筍目当てのイノシシが掘り起こした月のクレーターの様な跡、跡、あと!!の中で、その横にちょっこり落ちているアカネズミが齧ったクルミの実。


周りは竹藪ばかりなのに、どうしてここでクルミを齧ったんだろうなあ、と考えながら、ワナには掛からずハネてる(足がしっかり踏み入らないとワナは作動してるのに、掛からず、跳んじゃってる状態のこと)状態のワナをせっせと直すのでした。


いつご対面なるか…!




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