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初!ワナの見回りへ 獣たちの知恵と命のつながりを感じて

  • 執筆者の写真: Azumin
    Azumin
  • 4月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月23日

鹿に食べられた木

先日桜が満開を迎えていた日。


世間では新学期、新生活が始まりましたね。


桜の木

そんなzoooMIESも4月Openを無事に迎え、沢山のご注文頂き感謝でいっぱいです。


私は猟を習い始めてほぼ4ヶ月(でも1ヶ月間ほど空白の時期もあり…)

解体もまだまだなのですが、やはり自分がいただくシカやイノシシがどういう場所で暮らし、何を食べているのか、どんな風にワナをかけるのか、それを知ることがとても大事であり、ジビエを扱う者の醍醐味かと思っています。


念願のワナの見回りに同行させてもらいました!


地元の猟師の方や地域のボランティアの方も含めると8名となり、今日は多いなあ…!

という人数だそうです。


私たちがかけるワナには2種類あり、箱ワナとくくりワナ。


それぞれメリットも違うんですよ。


ワナの何が心揺さぶられるかというポイントが今日の見回りの際にも遭遇できました!


それは、普段人間の方が圧倒的に力を占めている立場なのに、ワナ猟となると、そこは知恵比べの世界。


全然人間のやることが見透かされることが起きるのです。


くくりワナというのは、獣道(野生動物が通る道のこと)を見極め、そこの地面にワナを隠しておくのですが、


「こんなとこに隠してるのはお見通しだぜ!」


「あやしいやつ!掘り返せ!」


と言わんばかりに、ワナが掘り返されているのです。


そして、堂々とそのワナの周りの餌(ミミズやたけのこなんかが今の旬なのかな)を食べる為にブルドーザーで掘り返したような豪快な跡。


この光景には、ほんと動物たちの賢さや、度胸に笑うしかない!


向こうは命懸けなので、そりゃ生半可なワナの掛け方じゃ見破られちゃいます。


今日は一頭もかからずでしたが、とても心がワクワクする時間を過ごさせてもらいました。


1つ新しくワナを掛けさせてもらったので、次回の見回りでどうなるか…!


このブログで、皆さんの手元に届くジャーキーにもこういうストーリーがあることを知ってもらえたら幸いです。


獣害と呼ばれるだけではない、


生き物の面白さや魅力をたっぷり伝えられるジャーキー屋さんになれるよう日々精進します!





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